表装(ひょうそう)

<中津市 O>

第二次世界大戦中のミッドウェー海戦に参戦した伯父様の遺書の額装の依頼を請けました。

歴史的に貴重な物を預かり、永久保存できることに表具屋冥利に尽きます。

 

施工前

しみ、破れあり

(左端の余白の部分を切断して裏打ちをした)

施工後

   額…隅丸・女桑   マット…西陣 

本紙は共紙(左端の余白)で裏打ちをしたので、うまく修復ができ、小スジは銀を用い、すっきりとした仕上がりになりました。

 


<中津市 T様>

旧商家の二階に保管されていた衝立の貼替依頼を請けました。上紙は一任されましたので、

表面は「越前手漉き和紙の金竜」、裏面は「栄光大礼金銀振」を用いました。

玄関に立て、新年を迎える準備ができたと喜ばれました。     

                                 平成29年12月

   表面…越前手漉き和紙 金竜             裏面…栄光大礼金銀振

<中津市 T様>

T氏のお父様と親交のあった『犬養  毅』書の額装の修復を請けました。

戦時中、遠方の豊後高田に疎開した際、家具とともに運び出した時に額にも傷がついたそうです。

       修復前                   修復後(本金箔) 

犬養 毅…第29代内閣総理大臣   号…「木堂」

 論語我道一以貫之  我道、一を以って之を貫く   一貫して変わらずに道を進むこと

<中津市 T様>

『犬養 毅』の額で本金箔を用いた修復で大変喜ばれ、再度『副島 種臣』書の修復を請けました。

 永年、蔵に保管されていて雨漏りなどで傷んでいましたが、修復で蘇りました。

       修復前             修復後

                           額…隅丸・漆つや有り・アクリルガラス付き

                   マット…西陣 

副島 種臣幕末から明治時代の佐賀藩士・政治家・書家 (1828年~1905年)

       号…「蒼海(そうかい)」、「一々学人(いちいちがくじん)」

        

           *福澤諭吉も影響を受けた書家の一人

<豊前市三毛門 T様>

額装等の依頼を受けましたT様から 本金・本銀の扇面を貼りこんだ古い傷んだ『風呂先屏風』を頂きました。

扇面を丁寧に剥ぎ、ひも蝶番の二曲の屏風に仕立て直しました。

 

)…本銀の扇面は年月を過ぎるごとに重厚な黒っぽい色になり、趣が出てきます

 

)…金の含有量が多くなるほど変色は少なくなります

<大分県中津市京町 丹羽茶舗様>

100年以上続く老舗の丹羽茶舗様から屏風の修復の依頼をお受けしました。これらの屏風も100年以上大切に使われていたそうです。

 

屏風の下張に使われていた薄くて上質の和紙

 

反古(ほぐ)・反故(ほご)…書画などを書き損した紙や文書のこと

黄檗 大鵬(おおばく たいほう)

  江戸中期の渡来禅僧  1674宇治黄檗山15代住持となり、退隠したが、再び18代住持となる

  (1690~1774)

          修 復 前

        修 復 後


貫名 海屋(ぬくな かいおく)

 徳島生れ 江戸後期の書家・文人画家・儒教者

 書は『幕末の三筆』として称揚される。

 号は多数あるが、海屋と菘翁(すうおう)が一般に知られている (1778~1863)

         修 復 前

      修 復 後



<大分県中津市 I様>

ご主人の初盆のために、知り合いの書道家に書いていただいた「南無阿陀彌陀仏」を上合金で仏表具にしました。

桐箱をつけました。


<福岡県築上郡上毛町 T様>


亡くなられたご主人の法名を額に入れて、

仏壇に飾りたいとの相談を受けました。

縦19cm・巾10cmの特注の硯屏(ケンビョウ)で仕上げました


<大分県中津市三光 K様>


『十三仏画』の本紙をいただいたそうです。

上合金で『仏表具』に仕上げました。

桐箱を付けました。


<大分県中津市 E寺院>


50年ほど前の作品です。本紙(紙)が経年劣化で触れると破れてしまう状態でした。

周りのマットも紙で仕上げていて、本紙同様劣化が進んでいました。

裏打ちをし、周りのマットは織物(西陣)を用いて、作品保護のため、アクリルをはめました。

額も黒塗り(つや有り)の隅丸を使いました。


<大分県中津市 T様>

福岡の筥崎八幡宮の『放生会おはじき』を額に入れました。

おはじきは直径2cm程の土を素焼きし、博多人形師が色付けを施したものです。

 

<大分県中津市 I様>

90歳のI様は、I様の祖母が明治時代から大切にされていらした額の修復をしました。

平野五岳(ひらのごがく)書

 1894(明治26)年没 83歳

 豊後日田の人 願正寺住職

 別号…古竹園

 広瀬淡窓門下の逸材となる

*額の左側に「古竹園」と「岳」

 の文字がある  

 

 

 

帆足杏雨(ほあしきょうう)     1885(明治17)年没 75歳

 豊後国戸次の人

 別号…聴秋、半農

 南宗画家として全国的な大家

 広瀬淡窓に学び、画を好み、

 田能村竹田の門下最高峰とな

 る 

*額の左側に「杏雨」の文字と印

 がある   


<大分県中津市 I様>

 掛軸と額の表装の依頼がありました。

 

 

福成舟仙(ふくなりしゅうせん)書  大分県中津市出身

 

  *表装の形状…仏仕立て・正絹使用

     

 

国井誠海(くにいせいかい)書  山形県出身

 

『呑』の古文体  今の時代を「丸呑み」して生きる

         「したたかさ」を表現している

 

 

 *額の寸法…全紙1/2(86㎝×86㎝)

<大分県中津市三光 H様>

 掛軸と額の表装の依頼がありました。

 

今年(平成28年)初盆を迎えられるお父様に お寺の住職が書かれた『南無阿弥陀仏』を表装しました。

 

*表装の形状…仏仕立て・正絹使用

       金軸先

勲記額

位記額


              外枠素材…木製  外枠塗装色…女桑

 

他社からのダイレクトメールでの案内もありますが、当店でも材質、価格ともにお客様のご相談を承っております。

 

<大分県中津市耶馬渓町 M様>

『小野 桜山』の書を預かり、額の修復をしました。

小野 桜山…広島出身 下毛郡耶馬渓青(本耶馬渓町)に来往、詩文・画をよくした。

      郷土文献資料の収集し、晩年「馬渓文庫」を設立。文庫はいまなお維持保存されている

          1937(昭和12年)6月没 85歳

     施工前            しみ抜き             完成


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